こんにちは。体臭おやじです。
水虫をお持ちのあなた、自分の足は臭くありませんか?
また、水虫になっていて自分の足が臭い人、自分の足が臭いのは水虫が原因だと思っていませんか ?
私もそういうふうに思っていました。
私も中学生から大人になっても続いた長年の水虫だったのですが、私の場合は足だけでなく爪の中にまで水虫菌が入り込んだ爪白癬という自力で治すことが困難な状態になっていたんです。
おまけにひどい激臭で、自分の足の臭さに毎日自己嫌悪におちいるほど。
そのため、「 これだけひどい水虫だから、自分の足はこんなに臭いんだ 」と思って疑いませんでした。
その水虫が飲み薬で完治したのですが、水虫が治れば足の激臭は無くなったのでしょうか ?
水虫が完治したら足が臭いのは治ったのか、私の実際の体験談をお話します。
水虫は足がクサい原因なのか ? 水虫が完治したらどうなった ?
水虫は、足がクサい原因だと思われがちですが、実はニオイにはほとんど関係がありません。
これはお医者さんが言っていることですし、私の実際の結果から判断しても間違いがありません。
水虫が完治しても、足の臭いニオイは治らなかった
私は、30代前半に長年の悩みだった水虫を完全に治そうと思って病院に行き、治療を受けました。
治療の結果は大成功。
この記事の最初の画像のように黄色く変色して分厚く変形していた私の足の爪と、足の指の間、足の裏は見事に綺麗になりました。
「 やった、長い間悩みの種となっていた水虫が本当に完全に治った ! これでクサい足ともおさらばだ !! 」
これで足のかゆみだけでなく、足のニオイにも悩まなくて済むんだ、そう思いました。
めっちゃ嬉しかったですね。
ところがです。
水虫が完治したんだから足がクサい原因もなくなった、と思っていたのに、いっこうに足のクサいニオイは消えることがなく、ニオイを放ち続けました。
「 なんだこれ ? 水虫が治ったのに足がクサいまんまじゃないか ! 」
落胆した当時の気持ちは未だに思い出せます。
その時初めて、自分の足がクサいのは水虫のせいではなかったんだ、ということが理解できました。
長い間水虫と足のニオイとの関係性を疑っていなかった
私の足はすでに中学あたりで水虫に感染していましたので、かなり長い間悩んでいました。
両親ともに水虫でしたし、中学での部活動は柔道部。
素足で畳の上に毎日何時間もいるわけですから、誰から水虫菌をもらうかわかりません。
中学あたりから足のニオイが気になり始めていたので、自分の足がクサいのは当然だれかからもらった水虫のせいだ、と思い込んでいました。
だから、水虫であるということがものすごく恥ずかしかったです。
意を決して飲み薬による治療を受ける
20代くらいには、爪白癬という、爪の組織の中にまで水虫菌が入り込んで爪を侵食していく治療が大変困難な状態にまで進んでしまっていました。
足のニオイもかなりキツくなっていましたね。
そのため、市販の塗り薬を塗っても全く効き目がなく、30代になってから、その当時唯一完全に水虫を根絶することが出来る方法だった飲み薬による治療をしようと決めました。
治すのに半年ほどかかるし、金額も高かったです。
おまけに肝臓に負担がかかる、とのことでしたが、本気で治したいと思っていたので治療を受けました。
結果は先ほどお伝えしたとおりです。
水虫が完治したことはものすごく嬉しかったのですが、足がクサいのが治らなかったのは予想外でほんとうにがっかりしました。
※今現在では爪白癬にも効果のある塗り薬ができているらしいです。
水虫が足がクサい原因と間違われる理由は ?
では、直接的に足がクサいことに関係の無い水虫が、なぜ足がクサい原因の根本みたいに思われてしまうのでしょうか ?
水虫菌と足をクサくしてしまう雑菌とが繁殖しやすい条件が同じだから
水虫は本来、水虫菌という名前の菌がいるわけではなく、白癬菌というカビの一種が体に付いて繁殖したものを言います。
白癬菌はジメジメした環境が大好きです。
湿度70%以上、温度15℃以上の条件下で活発に繁殖します。
そのため、靴の中や靴下の中などの高温多湿の条件下だと非常に増殖しやすくなります。
これは足にいる雑菌である常在菌も同じで、靴や靴下の中で高温多湿になった足の表面または角質層の中で繁殖します。
足のクサいニオイの原因は皮膚常在菌などの雑菌にあります。
靴の中などの高温多湿の条件下で足の角質が剥がれて雑菌のエサとなり、分解されて嫌なニオイの元になります。
そのため水虫が繁殖しやすい条件と足の雑菌が繁殖しやすい条件が重なるため、水虫になるほど蒸れるから足がクサい、逆に足がクサかったら水虫になる可能性がある、ということになります。
ただ、私の足は足が臭くなる環境にあるといえますが、水虫は完治以降再発していません。
足が臭くなる環境にあるから水虫になる、というよりも、白癬菌が足に付いて家に帰ってからよく洗い流していないため水虫になる、または、洗った後も足拭きマットや床などで家族などの水虫に接触することにより感染・発症するのではないかと思います。
ポイント
ちなみに白癬菌が足に付着して角質層に入り込むには24時間~48時間かかるそうなので、家に帰ってその日のうちにしっかり足を洗って、足拭きマットなど菌の付着源を排除しておけば移る事はありません。
参照・糖尿病ネットワーク/いわい中央クリニック/池田病院pdf/
水虫菌がニオイの発生環境を整えてしまうから
水虫菌が足の角質にしっかり取り付いてしまうと、角質の奥深くまで入り込んでいってしまいます。
そのため、角質がどんどん荒らされてしまうことになります。
その荒らされた角質内に皮膚常在菌も入り込んでいってしまい、さらに乾燥しづらいジメジメとした環境の中で雑菌が繁殖・荒れた角質をエサにしてしまうため、ニオイがさらに発生してしまう、ということになります。
白癬菌自体はニオイを発生させるわけではないのですが、結果としてニオイを出す雑菌の手伝いをしてしまっているわけです。
参照・糖尿病ネットワーク/いわい中央クリニック/池田病院pdf/
水虫になった足が皮がはげたりして汚くなるから
これは結局水虫になった足の見た目の汚さからきていることだと思います。
イメージの問題ですね。
水虫によって足の指の間が水ぶくれになっていたり、皮がはげてボロボロになったり、ジュクジュクしていたり。
見た目が非常に汚いですよね。
また、爪白癬など、爪が半透明ではなく黄色や茶色・黒っぽくなっていたり爪が分厚くなったりゆがんでいたり。
爪切りで切ると切り口が分厚く層になっていて白かったり。
水虫はニオイは出していなくても、その見た目の悪さからどうしてもニオイの原因はこれなんじゃないか、と思われてしまうんですね。
まとめ
水虫は足が臭くなる直接の原因ではありません。
もちろん水虫は治したほうがいいですが、水虫を治しても足がクサいのが治るわけではありません。
かといって、水虫を放置しておくとデオドラントクリームなどを塗りづらいので、病院で治すことをおすすめします。
どちらも高温多湿にしないことが悪化させないことに繋がりますので、こまめに靴を脱いだり家では裸足でいるなど足を乾燥させるように心がけましょう。
最後に私が使ってみて実際足のニオイに効果的だったデオドラントをご紹介します。↓
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